Tumbler版より(4)ほんとのところは誰にも分からない

「ネットでは柄が悪いけど実際に会ってみたらいい人だった」なんて話をよく聞きますが、社会と接点を持って生きている人のほとんどはそうなんじゃないですかね。

 

大抵の人は他人と顔を合わせて話す時、特に初対面は一応外面(そとづら)よく振る舞うものです。ネットで柄が悪くて会っても柄が悪かったらそんな人とは関わっちゃいけません。

 

「会ってみたらいい人」が必ずしも本当に「いい人」かどうかは分かりませんが、少なくとも「ネットで柄が悪い」ということは、そういう一面を持っている人、ということになるわけです。

 

そもそも「完全にいい人」も「完全に悪い人」もいません。単に状況によって他人に見せる「顔」を変えているだけです。

 

「人にきらわれることをしながら、いつもいつも人に好かれたいとおもっている(鬼平犯科帳)」。人とはそういう生き物です。

 

http://izumitomoki.tumblr.com/post/175303293993/


Tumbler版より(3)頭押さえりゃ尻上がる

 何かしらの「自由」のために戦う行為は尊いけれど、「尊い」ということと「正義である」ということはまた別だと思っています。

 

 結局、あっちの自由とそっちの自由の生き残りをかけた戦いに過ぎませんよね。食うか食われるか、殺るか殺られるか。勝った方が自由を享受し、負けた方は自由を奪われる。もちろん自由を求めるのは当然の権利なのでなんらはばかることはないし、そういう意味でも「尊い」行為ですが、どちらが勝ってもそれ自体は「正義である」ことの証明にはなりません。

 

「それぞれにそれぞれの正義がある」という考え方もありますが、「それぞれの正義」なんて自国でしか通用しない両替の利かない通貨のようなものです。日本円が使えないどころか両替もできない国で1万円札を出したところで、それはただの紙切れでしかありません。

 

「自由のための戦い」は尊いけれど、「正義である」ことをよりどころとする考え方とは距離を置いた方がいいですよ、というお話でした。

 

http://izumitomoki.tumblr.com/post/174710418288/


Tumbler版より(2)HINGE A5 blackを買った

HINGE A5 black。

 

コピー用紙とペンを挟んで持ち歩き、書きたい時にさっと開いてすぐ書ける……というのが売りだが、買ってすぐには使えない。なぜなら用紙は付属してないから。何枚か入れといてくれてもいいのにね。仕方ないのでニーモシネの紙を流用した。

 

……と意地悪なファーストインプレッションはこの辺にして。作りはシンプルで、用紙を挟んでおける細いポケット(20枚くらい挟める)と、反対側(フタ側)に書き終わった紙やちょっとした資料などを挟んでおけるサブポケットが付いた樹脂製のバインダーのような形状。

 

書くときはフタを360度開くが、樹脂製なので1回開くとクセが付いて、閉じても微妙にフタが浮いているのが気になるといえば気になる。

 

背表紙の部分に開いた穴はペンフォルダーになっていて、クリップ付きのペンを横向きに差すと内側にホールドできる。パーカーのジョッターはぴったり。ラミー2000だとクリップの根元が直角なので穴に引っかかってスムーズに取り出せない。

 

穴は何度もペンを抜き差ししたら縁がガタガタになりそうな予感。その点ぺんてるプラマンのようなキャップ付きペンならキャップを差したまま本体だけを抜いて使えるので相性がいい。

 

書き心地は悪くない。硬い素材ではないので多少ぐにゃぐにゃはするけど、思いついてさっと書き留める用途では十分だと思う。何度も開閉を繰り返すことによる耐久性の部分や、1296円という価格が妥当かどうかなど、後はこれから使い込んでみての話。

 

http://izumitomoki.tumblr.com/post/173025871583/hinge-a5-black


Tumbler版より(1)「西郷どん」も始まったことですし

過去のTumbler版「スナック深爪」からこちらへランダムに転載します(※表記などを修正する場合あり)。これからちょいちょいね。

 

多分2014年2月。

 

玉村豊男さんの「料理の四面体」に豚骨という薩摩料理が出てきて、読んでいたら食べたくなり、一時期何度か作っていた。

 

スペアリブやバックリブを油で炒め、そこへ焼酎を注ぐ。本当は薩摩焼酎がいいんだろうけど手に入るもので。強火でアルコールを飛ばしたら、みそを投入。それからこれも本来は黒砂糖にすべきなのだが、たまたまきび糖が家にあったのでそれで代用する。ショウガの輪切りも加えて、あとは弱火で一時間煮込み、それから大根やこんにゃくを加えてさらに1時間。肉が骨から簡単に外れるほどほろほろになる。

 

豚肉と焼酎とみそのうまみをたっぷり吸い込んだ大根やこんにゃくもうまい。煮汁が余ったら、翌日きしめんを入れてネギと七味を散らして食べるのがお勧め。肉もほんの少し残しておくとなおよい。ラグーソースのタリアテッレを思わせる濃厚さだ。

 

http://izumitomoki.tumblr.com/post/119017139038/


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